けっこうウシジマくんの余韻が残って居ます(笑)
閻魔大王とか、ルシファーとか(※ルシファーとか知らないですが)
そんな勢いで観ています。
ダークサイド水戸黄門なのかな。(ないか(笑))
前どこかのお寺で、とっても貫禄のある恵比寿さんを観た事がありました。
恵比寿さんの笑顔が、めちゃくちゃ怖かったんですよね。
深い笑みというか、喪黒福造に似ていた。
笑って居るけど、醸し出す世界観がカオスみたいで(笑)
純粋な宇宙というカオスです。
地獄も天国も一緒というようなエネルギーの中で、
宇宙を創造し続ける工場の管理庁のようでした。
うかつに観ちゃったけど、恵比寿さんおっかねー💦みたいな。
ちょっとしたブラックホールで、これに吸い込まれたら銀河鉄道で言うところのネジになっちゃうな。と想えた恵比寿さん。
ウシジマくん通して、そんな世界の合体感を想ってしまいました。
描写とかちょっと怖いところいっぱいあるけど、
そのあたりは目を瞑りながら。
本屋に行ったら「ウシジマくん 過去編」があったのでパッと手に取った時に、
考えてしまった事がありました。
過去=背景、現在=前景。
過去と背景は、成り立ちとか現在に至るまでの繋がりで、
前景というとこれからつくられて、それもまた背景に変わって往く。
続きを作れる自分達であるという事を忘れてしまっていたようで、
そのあたりを「過去編」という文字で想いだしました。
順番はいろいろあると想います。
大人に為ったところからストーリーは始まって、だんだん生い立ちに回帰して往く。
描いていた事でキャラが立ち始めて、過去がしっかりと出来上がって往くパターン。
もちろん背景込みで大人バージョンを描いているんだど想います。
CM作るところを以前みさせてもらった事があって、30秒くらいのCMにセリフもないキャラが居たけど、それでもどんなキャラで、
どんな設定かというのはしっかりありました。
ちゃんとひとりひとりの設定がある事で、30秒のストーリーが立体化するんですね。
これはセリフはないけど、背景があった事で醸されるエネルギー。
感動があるというのがこういった事のようでした。
過去と背景がつくられたというのは、
現在がちゃんと成り立ったという事なんだなと(笑)閃いたのでした。
これも一時の事なので、すぐ背景に組み込まれて往くけど、どんどん在るという言葉ではなくて、休むことなく創られている。
意識とか回路には時差は生じるけど、ある程度の作り手としての自立は必須なのです。
昨日書いた1万円のコスト。
よく調べて観たら、1万円は20円、5千円は19,5円、千円は13、3円だそうです。
何銭の違いだったんですね。
500円玉のほうが60円以上していた。
活用する事で一万円の価値が生まれて、動かさなければコスト20円の紙。
それが信用で価値が発生する。
ウシジマくんみながら、生きているというだけの価値に気が付かないと、
単なるたんぱく質の塊で、創造力だけをもった不完全燃焼のイキモノどまりだなと。
お金と一緒で、動いて往く事で価値が生まれたり、誰かと遭遇する事で価値を増やしたり、どこかの場所で心が洗われるとまた更にい自分自身の証明が明らかになったり。
ビンテージショップで働いて居た時、一つの商品がコレクターの手に渡って、次のオークションの時は有名コレクターからの出品となれば、それもまた付加価値あついて往く流れがありました。
スタートは28万なのに最終的には200万超え。
軍服なんて支給品からの出展で、最終的には博物館という終点がありました。
お金と人間と信頼、仲間という財産。
その外側にはみえない繋がりで、生き合って往くという人生は、
やっぱり観えているだけの価値では収まらない価値がある。
動いて知る事とか、携わって往く事でなまみの自分が観えたり、
発見があったり収穫や、回収作業が始まる。
回収できたらそれまでの事に価値があるように想えたり、
今という観点と繋がったりします。
ウシジマくん観ながら、人間界という価値感の世界と、
生き方と、人生に対しての落としまえみたいなのを学んでいます(笑)
それだけ情報収集がしっかりしてあって、作り込み方が凄いからだと想います。
手塚治虫さんの描く中立した世界観と同じようで、違った角度から描いている。
酷なんだけど、非常に想えるんだけど、ある意味当然の結果を出してしまう采配。
いろんな価値を考えさせられました。
待望の二巻が出ておりました👀✨
買って読みましたけど、ウシジマくんと通ずるところがありました。