今日は組み終わるかな~!
と、想っていた組紐が組み上がりませんでした( ;∀;)
教室に入ったらBSのNHKの取材が来ていて、
レポーターの外国の方がなんとめっちゃ上手に組み上げている途中だった('Д')
デレクターは元テレ〇の方だった。
わたしもよく仕事させて貰っていたので、
めっちゃ懐かしいのとその頃の仕事の雰囲気が一気に戻って来た。
取材の風景やカメラマンとの段取りとか、あの頃はとても楽しかった。
もうあの時の仕事の満足感と、今の仕事の満足感、
日常の満たされ感は違ったものになっている。
教室の皆さんも、取材があると言ってくれればメイクしてきたのに~とか、
和装で来たのに~と嘆いていた(笑)
いつもの先生ではない大御所の先生も来られていて、
その方の目利きというか瞬殺ものでした。
パッと色の並びが違っているから、
どこからか順番が違っていると一瞥で言われた。( ゚Д゚)💦
なんとそれから20センチほど、前回の長さから解く事になりました。
先生も「このままでも良いし、解いてもいい」どちらになさいます?
と聞かれ、解きます。とい伝えると、偉い。では、わたしが解きますからあなたは解いた玉を結んで行って下さい。と二人三脚が始まった。
解くのはわたし側からだと逆になってしまい、先生側からの方が正位置になるから。
取材も入っていたので時間短縮の為もあります。
それを観られていて、
長らく組んだものを解き、組み直すシーンを撮られていました。
組み始めたらずっとわたしの前にカメラが💦
手元ずっとドアップです。
とても緊張したしカメラや、インタビュアーの目も観られなかった。
なんら質問を受け、
応えて言って居たら奥で先生方が「うまい!」
「お上手!」と声を上げてくれてました(笑)
なんか良かったみたいです(笑)
取材陣が帰った後、一本組み終わった生徒さんが次の組紐の色を選びたいと、
色と組紐の資料を観ていました。
染め上がった綺麗な絹の糸。
それぞれタイトルがあって、そのタイトルと日本画のタイトルとは同じ。
前回の道明展で道明先生がお話してくれた話が、
またこの教室で再放送のようになった。
その資料に載せている組紐の考案者、デザイナーが、
わたしの組紐のやり直しを手伝ってくれた方。
本当に凄いな。
お幾つなんだろうと気になってしまうけど、年齢は関係ないんだな。
もう一人の面白い先生も、新聞のテレビ欄を観るのが朝の仕事で、
そのページを読み込む事でテレビを観た事にできるらしい(笑)
多分、急にそういう風に個性的に活き始めたわけではなくて、
元が個性の塊なんですよね。
ある意味、想い込みの強さで人生を送ってきている。
素直に想った通りに突き進んでいて、
かといってチームワークを壊すようなやり方はしない。
自分が観じているモノと、他者が観じている事をイコールにしていない。
あなたとわたしの世界の違いを楽しく味わっている。
それもいいわねー。これもいいわねー。
みたいに喜び合っている。
組紐の話や、染めた絹糸みると本当に毎度、鮮度良く歓んでおられる。
そしてちゃんと惜しげもなく根気よく教えてくれる。
ここがね、ちょっと凄いな~と想うところ。
先生方はお母さんでもあり、お祖母ちゃんでもあるから、
懐が深いというか我が子を育て上げた方々だからか、忍耐力みたいなのが凄い。
そー言えば明日は母の日です。
絹のピンクの腹巻を母の日用で、ネットで注文した。
さっき購入した業者からメールが届いた。
なんと腹巻の請求書が実家宛になっていた。
やばい(笑)
神楽坂の教室にも商品が展示してあります。
出入り自由みたいなので、ぜひお近くに来た際は覗いてみて下さい。
先生方、歓んでおられます。
教室帰りにPAULへ。
いつも混雑しているけど、すんなり入れ食べたらすぐ出れる。
いろいろな模様があしらわれたポスター。