今日はビッグ・クエッチョン(人類の難問)に答えよう。
というシンポジウムに参加してきました。
面白かった。
宇宙の加速の話や、
もともとビッグバンという表現もギャグで使っていたら、
それがまるで本当のように流行ってしまった話とか。
ビッグバンがあるならビッグクランチは存在するか。
という問いも、きわめて人間的な発想だ。という段階だとか。
ワームホールの話も含めて、人間が考える事なんだなと聞いてて想いました。
なにもなかったらのケースも考えるとか。
4,5歳くらいの時に観たウルトラマンで
「宇宙がさけるー」というところで終わった回があった。
あの続きを今日を聞けたような気がした。
また須田桃子さんという科学環境記者さんが、
とてもわかりやすく感想を述べてくれた中で
「宇宙のビッグクエッションに挑んだのが人類だ。」と語っていた。
それぞれが想う宇宙論。
正解を求めて語っているのではなく、
答えをひとつに決める為に集まっているのではなく、
それぞれが観る、観じる宇宙の一部の話。
あとは暗黒物質は、われわれの母親だという表現も面白かった。
宗教的な話は父親的ですもんね。
みんな真剣に研究しているし、真剣だけになっていない。
だからまだまだ生命は人間を臨床実験中なんでしょうね。
いま想いだしたけど、あの会場の登壇者は人間とは言わず人類と言っていた。
時々考え方、考える方向性みたいな時に人間という表現をしていた。
もっとワイルドに。
想像は自由に。
わたしが想う宇宙というフレームと、また違ったフレームがあって。
もっと宇宙という世界を知りたいなと想えました。
アインシュタインも死に際に「知れば知るほど宇宙はわからない」
だかなんだか言って亡くなられたという本を観た事がありましたが。
まだまだ宇宙は成長中って事ですよね。
あの時の宇宙と、今回の宇宙と、現在の宇宙とはナマモノですね。
止まっていない。
進化中、更新中、刷新中。
いい刺激でした。
おもちゃみたいな東京駅。