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最近は手を抜いていたところに手をかけている。
暫く続いている自炊も無心になる一つのツールと化した(笑)
そこでふと気が付いた事があって。
けっこう残念な気づき(笑)
自炊しながら、
わたしは母の味を想いだしていないというところ。
物心ついた時から家を出ていたので、
母の味がわからないという大きな欠陥に気が付いた(笑)
(物心といっても家を出たのは19歳くらいだったかな)
前回の帰省の時、それはとっても明確になって。
母の造るちらし寿司が美味しいと知ったのは、とっても最近の事。
自炊しながら味を探す、
どこが正解かわらかない味の出し方でした(笑)
わたしの中での食べられる味。
そういった点でわたしは知り合う方々に夕食を食べさせてもらったり、
お昼を造ってもらったり、我が家にご飯を作りにきてくれた方々も居た。
母の味から、自分の味になって、誰かに食べさせる味になって往く。
味を出すには、いろいろ食べてみてから好みがわかる。
外食もそうですしね!
家庭の味というのは、人柄が出ますよね。
前に飛騨高山のお寺に泊まった時に、民家のお母さんが食事を作りにきていました。
夕食、朝食、昼食と確か来てくれてたお母さんは違ったみたい。
山の食材を使っての料理だったので、食材は変わらないけど使い方が変わって居たり、味付けが変わって居たり。
どれも美味しかった。
そんな味を想いだしながら、
家庭の味の歴史を垣間見ては、人間の心の機微を想わずにはいられない。
そういったモノが裏技になったり、隠し味に成ったりするのでしょうね。
以前、お世話になった方から「なみちゃんは塩のついたおにぎりと、塩のついてないおにぎりどっちが好きですか?」という手紙を戴いた事がありました。
日付通りに読んでくださいと、1週間分戴いたモノでした。
人間は白米で、塩は感動です。と書いてありました。
良い事も悪い事も塩になります。
美味しいおにぎりになるように、人生にいっぱいの感動を。
というような事が書かれてた。
日付指定の手紙は、毎回感動がいっぱいでした。
福岡で一人暮らしを始めた時だったので、初めて社会に出た時でしたし。
長崎からその方は逢いにきてくれて、手紙を渡しにきてくれたのです。
無心の中にも回想がありますね。
無心ってなんだろう、という考えが消えませんでした(笑)
台所というのは母体と何か近いように想いますし、胎内というイメージもあります。
何か実験的に作られて(笑)
イメージ通りなカタチや味となって出されるかわからない。
ティックナット・ハンのお茶と人生の話に似ている。
味わって飲まないといつの間にか、コップの中のお茶は無くなっている。
という話。
本当に必要な食事と、ルーチンで食べる食事。
(時間が来たから食べるモノというルーチン)
味の中身は記憶されてないのねー。
母の味が好きではないと気が付いた時はSHOCKでした。
わたしが帰省した際に、
夕食を作ったら「あんまり美味しくはないよね」と逆に母に尋ねられました(*''ω''*)
両者、味の好みは違ったようでした(笑)
わたしの美味しいを模索中で御座います。
年賀状用に篆刻セットを購入しました。
どんなの作ろうか💗
一生懸命案を出します!