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今日は山内惠介さんのコンサートでした。
場所は国際フォーラム。
辻麻里子さんの宇宙図書館の時に、何度かこちらには来ていたのでその当時のエネルギーがかなり強烈に残って居ました。(個人談)
惠ちゃんのコンサートの一部では他アーティストの歌を。
中でもわたしの中でぐっときたのが、中島みゆきさんと吉田拓郎さんでした。
朝ドラの歌だったそうですが、朝ドラみていないので初めて聞いた。
だけど曲調で「中島みゆきさんだろうな」とは想って居ました。
連日投稿していた内容と、少し重なるところもあって。
ジンとしたんですね。
吉田拓郎さんの落陽も、
10年位まえに那智大社で知り合ったおじさんを想いだした。
見た目は横山やすしさんで、その時のお年は70代位だったと想います。
酒に溺れ、借金だらけだった話を思い出話として語ってくれました。
二十歳の時に御結婚されたらしく、男の子二人に恵まれたそうです。
仕事はしていたそうですが、賭け事ばかりしていたようでお子さんの面倒は見た事もなかったそうです。
ご家庭の事情はその時伺いませんでしたが、そのおじさんは借金返済ができなくなり、当時働いていた会社に取り立て屋が来ていた事。
何時の日か、家にもその会社にもぱたりと取り立て屋さんが来なくなったそう。
ある日、事務の女性の方からおじさん名義の通帳をみせられた事があったそうです。
給料から天引きで借金返済をしていてくれたようで、またその給料の中から貯金までしてくれていたようです。
泣き崩れたそうです。
(おじさんはその事務の方と、男女の関係は無かったと言って居ました)
会社を辞める時に初めて、借金取りが来なくなった理由がここでわかったそうです。
それくらい自分の給料にも興味もなく、自分にも興味なく、
ただ飲んだくれて遊んでばかりいたそうです。
その通帳を渡されてからお酒も賭け事もしなくなったそうで。
それからのおじさんの趣味が貯金と旅行。
1人旅でした。
俺は子供二人を育てていない。
俺が死んでも葬式はしてくれないだろう。
誰も葬式には来てくれないだろうな。
と言っていたのがちょっと淋しかったかな。
わたしが早くバスを降りる順番だったので、バスを見送るとおじさんは一番後ろの席の窓からわたしにずっと満面の笑みで手を振ってくれました。
もう逢う事はないだろうけど。
あの時の熊野の旅は、とても印象的なおじさん達と逢ったのでした。
今では故郷みたいな場所です。
たまに逢いに行けるおじさんもおばさんも出来ました。
惠ちゃんが歌う落陽を聞いていたら、
その時のおじさんが浮かんできた。
ひとりの人生の中に沢山の出逢いがあって、
その出会いの中で生き方が変わる事がある。
ひとりが生きるのに大勢の人達と出遭って関わって往く。
ひとりでは本当に生きていけないんですね。
なんだかんだで必ず何か衝突する出逢いがある。
目覚めの出逢い。
それまではうっかり生きている。
今日は沢山の回想シーンがあった。
死ぬ前の走馬灯のような事なのかな(笑)
この死ぬって言うのは時代の章が(小我と変換ミスが👀)切り替わるという意味で使って居ます。
恋に落ちないように必死で恋しないようにしてしまう(笑)
落ち続けたら、きっと真我に出遭う。
落ちたらしっかりと地に足が付く。
落ちずに浮いてしまったり、空回りしたり。
恋に落ちて初めて歩けるのかな、と惠ちゃん観ながら想ったのでした。
溺れるより落ちる。
落ちるという意味はこの世ではNGワードに近いのかもしれません。
果物だって植物だって、落ちて次が咲きます。
男女の恋とかでも、人生に恋するでも自分にでも、仕事でも恋しきる。
落ちる先がないくらい一回落ちきって観ると、なんか明けそうですね。
ちゃんと焦がす。
不燃物にならないように❤
宇宙図書館時代から人類の夜明けまで(笑)
なんだかそういった夜明けを観じた日でした。
一巡して始められる事。
一巡したから観えて来る事。
一巡したから受け取れる事。
それぞれの順番が正当に動いて往きますように。