今日は母方のお爺ちゃんの命日だった。
建国記念日だったので、必ず覚えている。
母に電話したら、お爺ちゃんが亡くなった日の事を話してくれた。
各地方から血族が集まっていた時に急死したらしい。
だから不思議とみんな集まった中、葬式の準備ができたそうだ。
わたしは友達の誕生日会に呼ばれていたので、
居なかったけど、友人宅に電話がかかってきて途中退席したのを覚えている。
また、このお爺ちゃんの嫁のお祖母ちゃんも不思議な死に目だった。
お祖母ちゃんも老衰だったんだけど、お祖母ちゃんが亡くなった日に、
生き別れた弟だったのか、突然行方不明になったおじさんが顕れた。
このおじさんに何十年も逢った事がない親戚一同が、
玄関を開けて驚いて声を上げたのを覚えている。
突然、お姉ちゃんに逢いたくなって訪ねてきたと言っていた。
私たち子どもは奥の部屋に連れて行かれて、
そのおじさんの話は聞けなかったけど。
家族と縁を切りたいと想っている方も多くいるのかもしれないけど、
物理的に縁を切ったつもりでも、不思議と人知を超えたところの縁は切れていない。
人間が扱えるところではないという事ですよね。
縁というシステム(笑)
家系という血筋を使った存在の仕方は、とってもミラクルです。
単なるイメージ力よりも遥かに高度な技としかけがある。
これは生身の魅力の一つかもしれないですね。