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何年か遡った日付をみると、この時期はたいてい南下していた。
京都か熊野のどちらかになっている。
今日は二度目の再会のHさんと東寺で待ち合わせ。
わたしは、少し早くついたので写経を収めてきました。
時々行っているところとちょっとだけ違った。
文字が昔の漢字。
半紙と手本の経典が一枚セットになっていて、直に書いて往く。
それも2枚。
筆もとても細い筆ペン。
1枚目は筆にも慣れず、文字も読みずらく般若心境を想いだしながら、
これはこの字だったか、と確認しながら描いていた。
2枚目は筆の使い方にも慣れ、文字もだいたいの観えるようになっていた。
2枚目を写しながら、筆はわたしだな。と想った。
使い方が慣れないから、加減がわからなくて筆圧がデコボコ。
文字も読めないから、何を書いているかわからない。
ほぼゲシュタルト崩壊状態で1枚目なかば完成(笑)
2枚目の時に、やっと自分自身が観えてきたようだった。
なんだかんだと、
わたしもうまくやろうと頑張っているではないか。
と表彰してやりたくなった(笑)
これは劣等感とかではなくて、使えていない何かをどこかで観じていて。
もっと使えるはずだ!とかそういった類でもない。
否定から来た表彰ではなくて、まだ意識の底に何かを観じていて。
動きの反力、観えない伸びしろ感。
観えない生きるイメージがどこかに介在していて。
それが不完全な感触で、
きっとわたしの中で彷徨っていたんだなという感覚。
取り合えず一節目完了という流れですかね。
それから二節目の人体と意識体の共同トレーニング。
レベルがあがる段階へ。
終ってHさんと再会し、五重塔を眺め茶屋へ。
今度は着物着て京都を巡ってみようか。という話になった。
茶室に入った時、
外にミニオンがいっぱいプリントされたトレーナーを着ている方がいた。
ご本人もミニオンに似ていた。
気になってみて居たら、
その先になんと中村芝翫(前橋之助さん)さんが撮影で来られていた。
わー!!と想ったら茶室の入り口まで来てソフトクリーム買って帰って行った(笑)
こんな寒いのに!!
でもかっこいいーー(*‘∀‘)
いや、、、なんか今年もありがたい冬至でした。
もろもろ納まる流れですかね。
だいたい京都に来ると最終日は、
東寺でじっくり半日日向ぼっこというスケジュール。
ふっと何か落ち着く場所です。
観智院に入ると、ちょうどガイドのおじさんが部屋の説明をしてくれるときてくれた。
しょっぱな目にはいったのは、宮本武蔵の墨の絵。
まさか、まさかの初期の絵。
剣術の方が捉える世界を切り取った「絵」は、
消えかけてほとんど様子がわからないけど、
残った部分を観るだけでも何かを捉える殺気がある。
寺と忍者の話とか。
建築の話とか。それほどまでに昔は死や、スパイ、
用心棒とかが当たり前だったという話。
作り方もそれに合わせた作り方、隠し部屋や騙し絵など。
それだけ経典とか学問というのは、
権力を与えられてたんだなーという話だった。
ガイドのおじさん、元刑事さんだった(笑)
それも何かおかしな繋がりだ(笑)
東京戻ってからは、オーストラリアに留学したK澤さんと友人合わせての忘年会。
根津のはん亭という、日本家屋の串揚げ屋さん。
風情もあり、料理も美味しかった。
久々のK澤さんと逢えたのも嬉しかった。
同じ師の弟子同士ですからね。
元気で良かったです(笑)
赤だしとごはん💕
やっぱ美味しいモノは美味しいですね。