初めての場所。
ずいぶん昔に、
樋口可南子さんが出てた映画で観たことがある作品でした。
御囃子さんも一緒。
義太夫を間近に聞け、迫力と迫力と迫力で見入ってしまいます。
いつもの歌舞伎座とか演舞場と違って、四方八方から観える場所でしたので、
舞台は生々しい現場を作り出していました。
獅童さんのクズっぷりがなんででしょう。
やけに男臭くてカッコよかったです。
最初の公演は横浜の寺田倉庫だったようです。
新宿FACEの初日に行ったのですが、クーラーがめちゃくちゃ効いて冷えました。
こちらの会場に観にゆくかた。
上着は必須です。
いつもの歌舞伎の雰囲気と趣が違ったけど、とっても面白かった。
浅草の中村座というとちょっと違うけど、
若いころ行っていたライブを観ている感覚に近かったように想います。
義太夫のロック具合と、作品と歌舞伎の融合がかっちょ良かった。
きっと古典では出せなかったかもしれない、
御囃子さんと役者さんとの掛け合いもあって笑ってしまった。
素敵。
こうやって番外編や、
いつもと違った場所でいつもの事をやるととても新鮮です。
面白いって融合ですね。
ひとりだけだと醸し出せない面白さと奥深さ。
現代と古典と音楽と、機械がそれぞれの役割を果たしていて、
もしかしすると今はとても贅沢な時代なのかもしれませんね。
現代流にアレンジしてゆくちからと、
デザイナー的センスって新しいモノを生み出せますね。
身近で面白かったです!
舞台がリングのようになっています。
始まるまではスクリーンが貼られ、映像が映し出されていました。
新宿って不思議な場所です。
いろんな交差が体感できる場所。
帰りはKさんが探してくれてた自家焙煎の珈琲店へ。
珍しくティーポットで持ってきてくれ、2杯から3杯近い量の珈琲が入っていました。
ちゃんと挽いてくれているのは、あっさり美味しいです。