♠SpaceOpera 的視点

夢観察師として夢の世界を研究中/夢解き

覚えていない夢は何処へ

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最近Twitterを観る機会や使う機会が増えました。

そこでミヒャエル・エンデのボットをフォローしてる。

その中で「一度見られた夢は無に帰すということはない。だが、それを見た人間が覚えていない夢はどこへゆくのか?ここファンタージエンにきて地下深くに納まる。忘れられた夢は地下で薄い薄い層になり積み重なってゆく。深く掘れば掘るほど夢の層は密になっている」(はてしない物語)と上がっていた。

 

むかし似たような事を考えていた時期があって、忘れ去られるという考えは人間が持っている概念だな、って想った。

 

忘れない為にも覚えないとか(笑)

忘れても害がない事は覚えてもらえるほどの粘着力もないとか。

めちゃこっち都合解釈ですが(笑)

 

夢の記録を毎日ではないけどしていると、同じような夢を何度か見てる事もあるし、前に観た夢をもう一度夢の中で観る事もある。

で、何度も同じ夢を観ていると次の展開がわかる。

なのに、前に観た夢の同じシーンで同じような事をしている。

その繰り返しの果てに次の場面を作って良い。というような選択権を得られる時がある。

同じ夢を繰り返しみる時は土台を固めたりしている時で、その夢の質が固くなり、夢の中で「これ前みたやつもう一回みてるな」って気が付いてゆく事で、夢の中のトリックといいうか出口というか夢が変質してって動かせる事がある。

前に観た夢の次の展開はわたしに委ねられ、道が伸びるような感覚。

夢の次の展開を動かせる時は飛ぶ事も落ちる事も進む事もできるけど、一気に抜けるという事がとても難儀だったような気がしている。走ると遅くなって飛ぶと浮く、落ちる画面が消えていってた。

 

覚えられてない夢がストックされているという部屋があるとしたら、そこさえいければ忘れ去られた夢を探り出す事もできる。

で、そこには必ず行くようになっている(今までの場合)

 

例えばコンビニでこの曲いいな、と想ったとしても誰が歌っているのかわからなくて、家に着いた頃にはその曲の事を忘れて居たり、歌詞も覚えてなかったりする。

もう一回あの曲に出逢おう。と想うとやはりどこかでその曲に出逢える。

 

今はアプリでShazamがあるからすぐ検索できるけど、たいていわたしはひとりの時、携帯は所持していないので、自力で記憶をストックしておくしかない。

自力のチカラが弱いのでたいてい忘れているけど、数日後に突然想いだす事もある。

 

各々の感覚、道標は想いだすようになっている。

これは理屈とかではないんだなと想う。

 

ある日突然、いろんな記憶が復活して「なんで今頃?」とか、まったく覚えていなかった事がある日突然に映像化されて想いだしたり。

人体は聴いているし、なにか瞬間的に影響のあるモノはオートマチックに記録している。人体は常にが録画中なのかもしれない。

 

忘れられた夢は地下の薄い薄い……。に納まっているのもきっと代謝があるから、また自然に上がってくる。よく皮膚は28日周期というけれど、なんとなく忘れ去られた夢は2年とか年単位のような気がしている。

 

あまりにも繰り返す夢は思考の夢だから、考え癖が再放送されているだけだと想っている。これは夢というよりも考え癖を見ているケース。

 

ここ最近、出遭うヒト、セッションで夢の話が続いたのでちょっと綴ってみました。

 

 

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 このあいだ行った逗子のサロンのポスト。

木製です。可愛い。

 

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 Yちゃんに戴いた本。

わたしが習ってきた算数、数学の教え方とちょっと違った視点のストーリーで描かれています。辻さんが描いていた宇宙時計と表現の仕方は同じなのかもしれません。

じわりと感動した。