生命の置き場所って、良い言葉だなと想いました。
どこに生命を観じるか。
一番わかりやすいのは身体。
身体に生命力を観じるかどうか。
モノやコトにも生命力を観るかどうか。
前にJAXAから出ていた本で生命ってなんだ。
という質問みたいなのがありました。
ヒトリは熱と答え、もうヒトリは縁(えん)と言い、またヒトリは空気と言い、
また別のヒトは色だと言うというのが延々と描かれていた。
それぞれの生命の概念で出来上がっている。
ひとつに絞れるものではないほど、様々な顕しをしていますよね。
そういったモノがわたしたちの身体を使って、
観たり選んだり、触ったりしながら交信し更新している。
時々見返したくなる草間彌生さんのトランプだけど、
そういった事と向き合ったり、あの本どこにあるかな、
とかあれってどの本に書かれてたかなと想い返したりする。
大事な鏡のようなトランプで、
そこに抽出された言葉のチカラにドキっとする。